脳性麻痺とは、生後4週間以内までに生じた脳の障がいによって起こる運動機能の障がいです。
脳の病変は進行しません。
【症状の特徴】
脳性麻痺の人で知的障がいを併せもっている場合が、全体の75%と言われています。
また言語障がいや痙攣発作がみられる場合が全体の50%となっています。
【4つの分類】
脳性麻痺は4つに分類されます。
それは、「痙直型」、「アテトーゼ型」、「失調型」、「混合型」です。
「痙直型」とは、
筋肉の緊張から常に「つっぱった」姿勢をとっています。
動作はぎこちなく、また知的障がいや言語障がいを伴いやすいです。
「アトテーゼ型」とは、
不随意運動(意志に基づかない不合理な運動)が特徴です。
また歩行障がいや筋緊張による言語障がい(構音障がい)が多くみられます。
しかし、知的障がいを伴うことは少ないです。
「失調型」とは、
協調運動および平衡機能の障がいと言われています。
なめらかな動きができず、ふらふらして手足の動きが定まらないことから、
物を拾うことが困難な場合があります。
「混合型」とは、
さまざまな病型が混ざり、四肢麻痺の場合に多くみられます。
【脳性麻痺のお笑いコンビ】
脳性マヒブラザース