言語障がいとは、

言語の適切な理解と表現が困難な状態のことです。

人が音声を出す仕組みとして、

肺から押し出された空気が気管を通り、声帯を振動させて音を出します。

また喉頭や咽頭、鼻腔や舌などで音を共鳴させて声を出します。

この音声を指示するのは大脳の言語中枢です。

これらの器官また脳のどこかに障がいを伴うと言語障がいが起こります。

 

便利なコミュニケーション機器

言語障がいの人が相手に自分の意思を伝えたいときに便利なのが、

コミュニケーション機器です。

これは50音に並んだボタンを押すだけで、

機械が自動的に読み上げてくれるもので多くの方が使われています。

 

 

文字盤

文字盤はスムーズなコミュニケーションを行うために、

支援者が聞き取りにくかった文字を指で指してあっているか確認したり、

本人が指でその言葉を指して支援者に伝えるときに使います。

また透明な文字盤の使い方として、

指が動きにくい方は文字盤を顔の前に近づけることで、

目線を使ってコミュニケーションをとります。

本人の目線と支援者の目線の合うところを通過する言葉をキャッチし、

支援者が「あ」など読み上げることで単語や文章を作り伝えます。

 

 フィンガーボード

フィンガーボードは指を文字の書いてある穴に通し、

言葉を選んで相手に伝えます。