構音障がいとは、一般的に発音が上手くできない症状のことです。
言葉そのものは理解をしている場合が多いですが、
喉頭や咽頭、唇や舌、声帯や気管などの呼吸器系に何らかの障がいを伴い、
発音が正しくなかったりわかりにくくなったりします。
【症状の特徴】
症状は下記に分類されます。
- 器質性構音障がい
- 運動障害性構音障がい
- 聴覚性構音障がい
- 機能性構音障がい
「器質性構音障がい」とは、
喉頭や咽頭、唇や舌、声帯や気管などの呼吸器系における、
形態上の異常によって起こる発音の障がいのことです。
「運動障害性構音障がい」とは、
喉頭や咽頭、唇や舌、声帯や気管などの呼吸器系における、
運動機能の障がいによって起こる発話の障がいのことです。
「聴覚性構音障がい」とは、
聴覚の障がいによって起こる、
二次的な発音上の障がいのことです。
「機能性構音障がい」とは、
医学的には何の原因も認められない、
本態性の発音の障がいのことです。