視力とは、映像をとらえる「眼球」と映像を伝達する「視神経」、

映像を処理する「大脳」によって初めて物が見ることができる力のことです。

この3つのうち、どこかに不具合が生じると視覚障がいを伴います。

 

視力と目の動きの関係

視力が例え「1.5」であったとしても目の不自由な方はいます。

目には多彩な動きがあり、

「視野」、「色覚」、「光覚」、「屈折・調整」などの機能が正しく働くことで初めて、

不自由なく「見る」ことができるということです。

 

「視野」とは、

目を動かさないで見える範囲のことです。

視野が保たれることによって、

街中を歩いていても人にぶつからずに済むことができます。

 

「色覚」とは、

光の波長で色を識別する機能のことです。

暗いところでは色を識別するのが困難な通り、

光のある明るい場所で機能します。

 

「光覚」とは、

光の強さを感じ、明暗を分けることができる機能のことです。

光覚に異常があると、

明るいところや暗いところでは見えにくく、

薄暗いところがよく見えるということもあります。

 

「屈折・調整」とは、

ピントを調整する機能のことです。

目に入ってきた光の焦点をあわせます。

物を立体的に見せてくれる機能もあります。