知的障がいの程度は、知能検査で算出した知能指数(IQ)から判定します。
DSM-IV(精神障害の診断と統計マニュアル)では、
下記の4段階で判定されています。
軽度(IQ50~IQ70)
中度(IQ35~IQ55)
重度(IQ20~IQ40)
最重度(IQ25以下)
しかし、IQの問題だけでは判断はせずに、
社会適応上の能力も考慮して考えていくのが良いかと思われます。
なぜなら、その人の年齢、生活歴、生活習慣、
今まで経験してきたこと、環境などによって、できることには個人差が大きく、
同じような知的障がいの程度の人でも、一人ひとり障がいの特徴は異なるからです。