てんかん発作が原因で命を落とすことはないと言われています。
てんかん発作とは、脳の神経細胞の過剰な放電によって、意識の消失や変調、
痙攣、硬直、脱力などといった様々な発作を引き起こす慢性的な疾患で、
脳波の検査などにより診断されます。
発作のタイプは以下の通りです。
- 強直間代発作(大発作)
- 欠神発作(小発作)
- ミオクロニ―発作
- 間代発作
- 強直発作
- 脱力発作
このように、
- 全身の痙攣や硬直を伴って意識がなくなるもの
- 部分的に痙攣がみられるもの
- 睡眠と関係しているもの
- 特定の光や音に誘発されるもの
などさまざまなタイプがあります。
また一過性で消失する発作と慢性的な発作があります。
てんかん発作のある方は、
頭を打たないようにしゃがみこむ様に教育されている方が多いです。
また、支援者側は、
もし発作が起きて意識を失う状態が5分間続くようならば、
救急車を呼んでください。
抗てんかん剤や座薬などによる治療が行われ、
8割から9割はおさまると言われています。
脱力性の発作の場合は、
両脇に腕を通して支えてください。
参考文献(はじめて学ぶガイドヘルプ)野村敬子編著