【在宅における身体障がい児の実態(2006年)】(子ども)

1.肢体不自由児の占める割合が高い

総数は9万3100人と推計され、その5割である5万1000人を占める。

2.重度の障がい児を占める割合が高い

1級、2級の重い障がいを有する身体障がい児は、全体の65.8%を占める。

 

【在宅における身体障がい者の実態(2006年)】(大人)

1.身体障がい者は増加傾向にある

総数は348万3000人と推計され、5年前よりも7.3%増加している。

うち肢体不自由者が全体の50.5%を占める。

2.高齢化がみられる

70歳以上が51.0%と最も多く占める。(65歳以上だと63.5%)

3.重度化の傾向がみられる

1級、2級の重い障がいを有する身体障がい者は全体の48.1%を占める。

 

【知的障がいのある人の実態(2006年)】

1.知的障がい者の施設入所者の占める割合が高い

知的障がい児と知的障がい者の総数は54万7000人と推計されている。

施設入所者は、身体障がい者と比較して21%高い。

2.18歳未満の中度・軽度の占める割合が高い

知的障がい児の中度・軽度は50.8%を占める。

知的障がい者の中度・軽度は49%である。

 

厚生労働省統計参照

「身体障がい児・者実態調査」平成18年

「知的障がい児(者)基礎調査」平成17年

「社会福祉施設等調査」平成17年・18年

 

 

 参考文献(はじめて学ぶガイドヘルプ)野村敬子編著