ガイドヘルパーの仕事は、

障がいがある方に特別な体験をさせてあげることです。

 

また親御さんの要望、気持ちを汲み取り、

親御さんの代わりに体験させてあげることも大切です。

 

どんな仕事もそうだと思いますが、何事も準備が必要。

 

例えば、

利用される障がいがある人のアレルギーや発作などの注意事項。

 

また車いすの方の場合は、

旅先のルートでエレベーターの場所の把握。

ご飯を食べる際に、車いすでも利用できる飲食店の把握。

車いす用の多目的トイレの場所の把握などもです。

 

あとはどれだけ普段から周りの環境を見ているかもとっさの判断を左右するかと思います。

 

雨が降ったときに雨宿りできそうな場所を知っているかや、

電車が止まったときに代わりのルートを知っているかなど。

 

本当に限られた時間のなかで

少しでも長く、幸せに過ごせる時間をつくるつもりで行動します。

 

必ず守る事項

  1. ヘルパーとして個人的な活動は慎み、事業所の指示によって行動する
  2. 必要経費以外の金品等は絶対に受け取らない
  3. 自分の住所や電話番号は教えない
  4. 活動によって知り得た事柄は、絶対に他人に話さない
  5. 行き先での用件や利用者のプライバシーなどを詮索しない
  6. ガイドの際は、必ず公共交通機関を利用する
  7. 利用者から次のガイドの依頼を受けた場合は、必ず事業所へ連絡する
  8. 金銭の立て替えをしない
  9. 契約等の重要書類作成の代行をしない
  10. 予期しないことが起こって判断に迷う場合は、事業所に連絡をして相談する
  11. 利用者との個人的付き合いは控える
  12. 利用者の個人的持ち物は預からない

 

配慮する事項

  1. 契約に関することや書類作成については、行き先の窓口や担当者に任せる
  2. 買い物の際のお金のやり取りは、利用者と店側で行うようにする
  3. 雨天の場合は、大きめの傘とタオルを用意する
  4. 異性をトイレに案内する際は、入口で協力者を求めるようにする
参考文献(はじめて学ぶガイドヘルプ)野村敬子編著